東京ワークショップ~秋『銅版画』

夏のレッスンから時間があいてしまいましたが、秋のWSは『銅版画 簡易エッチング』になります。レッスン中に一から始めると時間が足りませんので、10×15cmの銅版2枚を事前に郵送します。下記の制作方法を参考に自宅で腐食前の段階まで進めて参加して頂けると安心です。

日時:2024年11月30日(土)15:30~18:30
場所:高井戸地域区民センター 3F創作室
〒168-0072杉並区高井戸東3丁目7番5号
定員:16名
参加費:4,000円(税込)+材料費
※参加表明された方から材料を随時郵送します。発送先のご住所をLINEもしくはメール等でお知らせください。
銅版の注文等がありますので11月8日(金)が最終締切になります。
銅版2枚+ニードルセット方は別途2,000円を参加費と共に当日お支払いください。
銅版2枚のみの方は別途1,500円を参加費と共に当日お支払いください。
◎銅版を発送してからレッスンキャンセルの方は材料費のみ後日ご請求させて頂きますが、なるべくキャンセルなしでお願いします。

※ご自宅で制作した作品(日本画・水彩・グラフィック等)の講評はできますので、アドバイスが欲しい方は作品をお持ちください。


銅版画制作の流れ

デザインを考えてトレーシングペーパーに写す。
画面サイズは10×15cmになります。
凹版になりますので、削った場所にインクが入ります。
カーボン紙等を使って銅版にデザインを写す。
注:版画になるので左右反転させます。
カーボン紙を使用した場合はこんな感じ
ニードルを使って掘り進める。
色を濃くしたいところは密度を上げて
クロスタッチ、薄くしたい場所は密度を広く。
表面が削れれば良いので力を込めなくても
大丈夫ですが、弱すぎてもダメです。

ここまでご自宅で試行錯誤しながら進めて下さい。
以下は11月30日のレッスンで行う作業です。

10~15分腐蝕液(塩化第二鉄溶液)に付けます。
腐蝕液は手に触れても洗えば大丈夫ですが、洋服等に着くと
宜しくないので、心配な方はエプロン等をご持参ください。
削った場所が腐蝕され溝が深くなります。
腐蝕後の状態
ココでもう一度削る作業をして、
再度腐蝕をしてからプレス作業に入るのがおススメです。
銅板を温めながらインクを刷り込み、
プレス機を使ってスタンプします。
こちらのプレス機を持っていきますね。
完成品

注:プレス機は一台のみなので、一人の方が何度も
プレスをしてしまうと時間が足りませんし
すぐに汚れてしまいます。
譲り合い&一回一回綺麗にして使ってください。